線香で火事になるものなのか調査します。目白邸(旧田中角栄邸)で火災が発生しました。田中真紀子元外務大臣は、「建物内で線香をあげた」と証言しているとのことですが、線香ってふだん消すことはないし線香で火事になるというシチュエーションがあまり想像できませんよね?
今回は、線香で火事になるものなの(目白旧田中角栄邸)か調査します。
【目白旧田中角栄邸火災】線香で火事になるものか調査【東京消防庁】
東京消防庁の平成30年3月の発表資料では
- 灯明(仏壇などで使用するロウソクのこと)、線香での火災がお彼岸の時期に多く発生しています
と発表しています。
5年間の間に火災が182件で全焼する事例が8件発生しています。この資料からは、全国の件数なのか東京の件数なのかがはっきりとしないのですが少なからず火災が発生し全焼する例もあるようです。
東京消防庁資料
東京消防庁資料
線香やロウソクでの火事を防ぐ方法(対策)
線香やロウソクでの火事を防ぐ方法をお伝えします。
- 灯明を使用しているときは、その場を離れない
- 灯明は、金属製、陶・磁器製など、灯明の転倒や燃え尽きたときでも火がつかない物に安定させて立てる
- 燭台を使用する場合、サイズに合わない灯明を使用すると、灯明の底部が割れ燭台から落下する危険があるので注意する
- 転倒に備え周囲には燃えやすいものを置かないようにする。
- 万一に備え、消火器や水の入ったバケツなど、消火の準備をしておく
- 線香を御仏壇に供えた後に、御仏壇の奥に手を延ばしたりすると、線香の火種が着衣に着火したり、線香が折れて火種が床や座布団などの可燃物に着火することがあるので注意する
まとめ
今回は、線香で火事になるものか調査しました。線香やロウソクでの火事は少なからず発生しており東京消防庁も注意喚起を呼びかけています。目白邸にあったっては800平方メートルが焼けたとのことで線香だけでそこまでの火災が発生するのか気になる人も多いです。今後の警視庁と消防の調査結果を待ちましょう。