蘇州夜曲が中国で嫌われているのはなぜ?理由と背景を調査します。
NHK朝ドラブギウギで、スズ子は規制が厳しいなかでも歌える蘇州夜曲を歌いたいと羽鳥先生に懇願しましたね。
中国では、タブーだったのでしょうか?
今回は、蘇州夜曲が中国の年配の人に嫌われているのはなぜ?理由と背景を調査します。
蘇州夜曲が中国で嫌われているのはなぜ?理由と背景
蘇州夜曲は、日本軍が中国に侵攻しているとき(1940年)に李香蘭主演の映画「支那の夜」の劇中歌として発表された曲です。
中国の年配の方たちにとってみれば、日本に侵攻された辛い過去を思い出してしまうので嫌われているのでしょう。
支那の夜や蘇州夜曲は、80年代には駐日中国大使館から抗議があり、放送では使用されなくなったのだそう。
経緯ははっきりとしませんが、「支那」という表現に中国の人々が不快感をもち、侮辱的なニュアンスを日本人が込めていたのだととらえられているようです。
支那(しな)またはシナとは、中国またはその一部の地域に対して用いられる地理的呼称、あるいは王朝・政権の名を超えた通史的な呼称の一つである。日本では唐国・唐土と共に江戸時代中期から広まったが、第二次世界大戦中には膺懲支那などといった差別的意味合いを込めた言葉にも使われたため、現在ではあまり使われていない[1]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%AF%E9%82%A3
【李香蘭】蘇州夜曲は誰が歌っている?作詞作曲カバーした人も紹介
蘇州夜曲は
- 作詞:西條八十
- 作曲:服部良一
- 歌唱:李香蘭(山口淑子)
カバー
- 浜辺はま子
- 平原綾香
- 美空ひばり
- 島谷ひとみ
- 石川さゆり
- 長澤まさみ
- ASKA
- 奥田民生
- 夏川りみ
- 桑田佳祐
- 氷川きよし
ほかにも多くのアーティストがカバーで歌っています。
まとめ
今回は、蘇州夜曲が中国の年配の人に嫌われているのはなぜ?理由と背景を調査しました。蘇州夜曲は、映画支那の夜の劇中歌でしたが、支那という中国の方にとっては差別的にとらえられる言葉、そして日本が中国に侵攻していた時代背景があったため、中国では国から抗議がでるくらいタブーとされていたようです。しかし、