トコジラミが宇都宮線で発見!電車の座席は大丈夫?清掃時間(タイミング)や見つけ方に気を付ける場所を調査します。
宇都宮線(東北本線)の座席シートにトコジラミを発見した人のXが話題になっています。宇都宮線は上野駅 ~(日暮里駅)~赤羽駅~黒磯駅間を走っている電車です。電車の座席は危ないのでしょうか?見つけ方や気を付ける場所が気になりますよね
今回は、トコジラミが宇都宮線で発見!電車の座席は大丈夫?清掃時間(タイミング)や見つけ方に気を付ける場所を調査します。
トコジラミ宇都宮線で発見!電車の座席は大丈夫?清掃時間(タイミング)をチェック
電車のシートの清掃頻度や清掃時間については、JR東日本の担当者の方が下記のように回答しています。
清掃のタイミングと時間
- 車両センターへ戻る際のタイミング(朝の通勤時間帯や帰宅時間帯の運行が終わったあと)で、車両の清掃を毎日行っている
- 座席の汚れや損傷が大きい場合は状況に応じてメンテナンス作業を行っている
今回、宇都宮線でトコジラミを発見件数は1件でした。
ご夫婦で発見したようで、駅員さんに報告して帰宅するとポストしていました。トコジラミの報告があったこともあり、その日の車両では入念にチェックが行われた可能性が高いです。
以前、大阪でトコジラミを見たという複数のSNSが投稿された際は、大阪メトロで全1380車両の清掃を実施しています。
そのため、宇都宮線でも翌日までトコジラミが車両に残っていることはないと考えられます。
逆に、日中や終電までの間については清掃がされていないためその間に乗客と一緒にトコジラミが付着してしまう可能性は否定できません。
清掃の仕方
車両の清掃の仕方は以下のとおりです。
- 車両の床面のや座席の清掃と消毒
- 手すりやつり革・窓の拭き掃除
- ごみの回収
トコジラミについては、熱湯や熱風に弱いとされているので、海外では高温の水蒸気を吹きかけるなどの清掃が盛んにおこなわれています。
トコジラミの見つけ方と対処法
トコジラミは、カメムシの仲間です。見つけ方と対処法は以下です。
見つけ方
成虫で5~8mmなので意識していると比較的見つけやすい虫です。主に夜行性で、人や動物の血を吸います。
かつては、殺虫剤の普及で日本では激減していました。しかし2000年頃から増加しています。それは、海外旅行に行く人がそのころから増加したからだと言われています。
衣服やかばんに知らない間に付着していることも多いので
ベッド周り、ソファ、カーテンの裏、カーペットの裏を好んで生息します。
トコジラミが潜伏する場所には、血糞(吸った)血のフンで黒いシミのようなものがたくさんつくのでそれがサインとなります。
対処法
カメムシの仲間なので、血の流れとにおいに注意してつぶしましょう。
たくさんいて困った場合は、
- 保健所
- ペストコントロール協会
に相談しましょう。
市販で販売されている虫よけスプレーや、駆除剤を試してみるのもいいかもしれません。
アース製薬では、スーパートコジラミに対応している駆除剤も発売しているようです。
まとめ
今回は、トコジラミが宇都宮線で発見!電車の座席は大丈夫?清掃時間(タイミング)や見つけ方に気を付ける場所を調査しました。電車内の清掃は1日の内車両センターに戻るタイミングで清掃しているため、翌日まで車内にトコジラミが残っていることはないと考えられますが、日中や夜の間に乗客の衣服やカバンに付着していて車内に入ってしまうことは考えられます。
見つけた際は、においや汚れに注意してつぶしてください。困ったときは、民間業者に相談するまえに保健所やペストコントロール協会に相談するとよいですよ。